3.3.2 ビジネスプロセスを削除する
実行環境に配備されているビジネスプロセスを削除する場合の前提条件,および削除方法について次に説明します。
なお,HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する一連の処理を,開発環境で一括して実行することもできます。ただし,一括実行は,システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象としています。詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「8.6 HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する処理の一括実行」を参照してください。
(1) 前提条件
ビジネスプロセスを削除するには,次の条件を満たす必要があります。
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HCSCサーバが起動状態であること
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
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ビジネスプロセスが停止状態であること
ビジネスプロセスの状態の確認方法については,「5.3.18 ビジネスプロセスの情報を確認する」を参照してください。
(2) 削除方法
ビジネスプロセスを削除するには,運用環境でcsccompoundeployコマンドを実行します。
csccompoundeployコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompoundeploy(配備済みのHCSCコンポーネントの削除)」を参照してください。
すべてのビジネスプロセスを一括して削除するか,指定したビジネスプロセスだけを削除するかによって実行形式が異なります。
- 注意事項
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ビジネスプロセスが削除できなかった場合,エラーになった原因を取り除いたあと,再度削除してください。
(a) すべてのビジネスプロセスを一括して削除する場合
HCSCサーバまたはクラスタのすべてのビジネスプロセスを一括して削除します。
単一のHCSCサーバからビジネスプロセスを削除するか,クラスタを構成するすべてのHCSCサーバからビジネスプロセスを削除するかによって実行形式が異なります。
- 単一のHCSCサーバからすべてのビジネスプロセスを削除する場合
-
HCSCサーバ名と-allオプションを指定して実行します。
-cscオプションで指定したHCSCサーバ配備されているビジネスプロセスがすべて削除されます(削除されていないサービスアダプタおよびユーザ定義受付も同時にすべて削除されます)。
csccompoundeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -all
- クラスタを構成するすべてのHCSCサーバからすべてのビジネスプロセスを削除する場合
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クラスタ名と-allオプションを指定して実行します。
-clusterオプションで指定したクラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているビジネスプロセスがすべて削除されます(削除されていないサービスアダプタおよびユーザ定義受付も同時にすべて削除されます)。
csccompoundeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -all
(b) 指定したビジネスプロセスだけを削除する場合
HCSCサーバまたはクラスタに配備されているビジネスプロセスのうち,指定したビジネスプロセスだけを削除します。
単一のHCSCサーバからビジネスプロセスを削除するか,クラスタを構成するすべてのHCSCサーバからビジネスプロセスを削除するかによって実行形式が異なります。
- 単一のHCSCサーバから指定したビジネスプロセスだけを削除する場合
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HCSCサーバ名とビジネスプロセスのサービスIDを指定して実行します。
-cscオプションで指定したHCSCサーバに配備されているビジネスプロセスのうち,-nameオプションで指定したビジネスプロセスが削除されます。
csccompoundeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -name <ビジネスプロセスのサービスID>
- クラスタを構成するすべてのHCSCサーバから指定したビジネスプロセスだけを削除する場合
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クラスタ名とビジネスプロセスのサービスIDを指定して実行します。
-clusterオプションで指定したクラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているビジネスプロセスのうち,指定したビジネスプロセスだけが削除されます。
csccompoundeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -name <ビジネスプロセスのサービスID>