3.2.10 FTP受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定する
FTP受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するときの前提条件,および設定方法について説明します。
(1) 前提条件
FTP受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するには,HCSCサーバが起動状態,かつFTP受付の状態が配備状態である必要があります。ただし,FTP受付が起動している場合はエラーとなります。
また,次の条件に当てはまる場合は,アプリケーション統合属性ファイルで設定した最大インスタンス数と,FTP受付コンフィグファイルに設定するFTP受付のタイムアウトの監視で利用する最大スレッド数を同じ値にする必要があります。
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FTP受付にタイムアウト値を設定する
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csccompoconfigコマンドで最大インスタンス数を変更する
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
(2) 設定方法
FTP受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するには,運用環境でcsccompoconfigコマンドを実行します。
FTP受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定する場合の実行形式を次に示します。
csccompoconfig -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -name <FTP受付の受付ID> -operation set
詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompoconfig(HCSCコンポーネントの定義)」を参照してください。