3.1.4 HCSCサーバの定義情報を設定する
HCSCサーバランタイム定義ファイルに定義したHCSCサーバの定義情報を設定するための前提条件,および設定方法について次に説明します。
(1) 前提条件
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HCSCサーバが停止状態または起動状態であること
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
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HCSCサーバランタイム定義ファイルが作成されていること
HCSCサーバランタイム定義ファイルの作成方法については,「2.3.3 HCSCサーバランタイム定義ファイルを設定する」を,ファイルの内容の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.6 HCSCサーバランタイム定義ファイル」を参照してください。
(2) 設定方法
HCSCサーバランタイム定義ファイルに定義したHCSCサーバの定義情報を設定するには,運用環境でcscsvconfigコマンドを実行します。
cscsvconfigコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvconfig(HCSCサーバランタイムの定義)」を参照してください。
cscsvconfigコマンドの実行形式を次に示します。
- クラスタ内のHCSCサーバに一括して定義を設定する場合
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クラスタ名を指定して実行します。
-clusterオプションで指定したクラスタ内のHCSCサーバに,-propfileオプションで指定した定義ファイルの内容が設定されます。
cscsvconfig -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -operation set -propfile <HCSCサーバランタイム定義ファイル名>
- 指定したHCSCサーバに定義を設定する場合
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HCSCサーバ名を指定して実行します。
-cscオプションで指定したHCSCサーバに,-propfileオプションで指定した定義ファイルの内容が設定されます。
cscsvconfig -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -operation set -propfile <HCSCサーバランタイム定義ファイル名>
- 注意事項
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設定された定義情報は,HCSCサーバを再度起動したときに反映されます。なお,受付に関する定義情報は,受付の開始時に反映されます。