1.3 テスト環境と本番環境との関係
サービスプラットフォームでは,まず,テスト環境を構築してテストやデバッグを実施します。テスト環境の構築には,HCSC簡易セットアップ機能を使用できます。
実際のシステム開発では,テスト環境のほかに本番で使用する環境を構築する必要があります。そのため,テスト環境で使用したリポジトリを,本番環境に移行する必要があります。
テスト環境で使用したリポジトリを本番環境へ移行するには,次の3つのケースがあります。
- ケース1
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テスト環境と本番環境で,データベースとReliable Messagingの使用有無を同じ設定で構築した場合
- ケース2
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テスト環境と本番環境で,データベースとReliable Messagingの使用有無を異なる設定で構築したが,テスト環境で使用したリポジトリをそのまま本番環境へ移行できる場合※
- ケース3
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テスト環境と本番環境で,データベースとReliable Messagingの使用有無を異なる設定で構築したため,テスト環境で使用したリポジトリを本番環境のリポジトリに作成し直す場合※
- 注※
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テスト環境で使用したリポジトリをそのまま本番環境へ移行できるかどうかについては,「4.3 リポジトリのインポート」を参照してください。
それぞれのケースに対応する,データベースとReliable Messagingの使用有無の設定を次の表に示します。なお,データベースとReliable Messagingの使用有無による構成の形態については,「2.2 システム構成の形態,J2EEサーバの互換モード,およびSOAPモードの選択」を参照してください。
テスト環境の設定 |
本番環境の設定 |
||
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データベースとReliable Messagingの両方を使用する |
データベースを使用してReliable Messagingを使用しない |
データベースとReliable Messagingの両方を使用しない |
|
データベースとReliable Messagingの両方を使用する |
ケース1※ |
ケース3 |
ケース3 |
データベースを使用してReliable Messagingを使用しない |
ケース2 |
ケース1※ |
ケース3 |
データベースとReliable Messagingの両方を使用しない |
ケース2 |
ケース2※ |
ケース1※ |
それぞれのケースによる移行の概要を次に説明します。