付録H.3 セットアップ時の属性ファイルの定義項目(FTPインバウンドアダプタ)
FTPインバウンドアダプタのセットアップ時の属性ファイルの定義項目で,FTPSに関する設定について説明します。そのほかの定義項目については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.2.3 FTPインバウンドアダプタをセットアップする」を参照してください。
定義項目 |
定義名 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
補足 |
---|---|---|---|---|
FTPS有効化 |
server_ftps_enable |
trueまたはfalse |
false |
trueを指定した場合は,FTPSに関する設定が有効になります。 falseを指定した場合は,FTPSに関する設定がすべて無視されます。 |
制御コネクションのImplicitモード |
nioListener_ftps_implicitMode |
trueまたはfalse |
false |
trueを指定した場合は,Implicitモードで動作します。 falseを指定した場合は,Explicitモードで動作します。 |
キーストアのファイルパス※ |
nioListener_ftps_keystore_file |
任意の文字列 |
空文字列 |
絶対パスで記述してください。 |
キーストアのパスワード |
nioListener_ftps_keystore_password |
6文字以上の任意の文字列 |
空文字列 |
− |
キーのパスワード |
nioListener_ftps_keystore_keyPassword |
6文字以上の任意の文字列 |
空文字列 |
この項目を指定しなかった場合は,キーストアのパスワードをキーのパスワードと見なします。 |
キーのエイリアス |
nioListener_ftps_keystore_keyAlias |
任意の文字列 |
空文字列 |
この項目を指定しなかった場合は,キーストアに含まれる最初のキー(キー証明書のフィンガープリントのバイト列を昇順にしたときの最初のキー)を利用します。 |
データコネクションの暗号化 |
nioListener_ftps_dataConnection_secure |
trueまたはfalse |
true |
PROTコマンドを指定していない場合,この項目の指定が有効になります。PROTコマンドが成功した場合は,その指定が有効になります。 trueを指定した場合は,データコネクションを暗号化します。 falseを指定した場合は,暗号化しません。 |