2.6.4 Message Queue受付を追加する
Message Queue受付を新規に追加する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[ビューの表示]−[その他]を選択します。
[ビューの表示]ダイアログが表示されます。
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[HCSC-Definer]−[HCSCTE ビュー]を選択し,[開く]ボタンをクリックします。
ツリービューにサービス定義一覧が表示されます。
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ツリービューのビジネスプロセスで右クリックして[ユーザ定義受付(呼出先固定)追加]を選択します。
受付種別選択ウィザードが表示されます。
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受付種別のドロップダウンリストから「Message Queue受付」を選択します。
[次へ]ボタンをクリックすると,Message Queue受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。
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[受付名]を指定します。
Message Queue受付の名称を1〜40バイトで指定します。
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[終了]ボタンをクリックします。
[終了]ボタンをクリックすると,必要なファイルが作成され,リポジトリに保存されます。ユーザ定義受付定義画面(基本)が表示されます。
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Message Queue受付の定義情報を設定します。
Message Queue受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒23 Message Queue受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付情報
受付名
設定した受付名が表示されます。
◎
受付ID
受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。
◎
デフォルトオペレーション名
デフォルトで呼び出すオペレーションを選択します。
◎
オペレーション
次の中から追加するオペレーション種別を選択して,オペレーション名を指定します。
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終了時コミット
Message Queue受付の標準パターンです。JMSプロバイダとのトランザクションは,ビジネスプロセス実行終了後にコミットされます。
ビジネスプロセスの通信モデルは非同期となります。
-
任意時コミット
Message Queue受付の応用パターンです。JMSプロバイダとのトランザクションは,ビジネスプロセスの応答アクティビティ処理完了後にコミットされます。
ビジネスプロセスの通信モデルは同期となります。
応答アクティビティ処理完了後のビジネスプロセス処理で例外が発生した場合,リクエストを再送信する必要があります。
◎
オペレーション情報
通信モデル
「同期」または「非同期」を設定します。
◎
要求電文
[any型を使う]チェックボックス
任意の形式の要求電文(ボディ)を使用する場合はチェックします。
○
受付
電文フォーマット
[any型を使う]チェックボックスをチェックしていない場合は,任意の電文フォーマットファイルを指定します。
[any型を使う]チェックボックスをチェックしている場合は,電文フォーマットファイルを指定する必要はありません。
○
サービス部品
[使う]チェックボックス
チェックしません。
−
応答電文
[any型を使う]チェックボックス
任意の形式の応答電文(ボディ)を使用する場合はチェックします。
○
受付
電文フォーマット
任意の電文フォーマットファイルを指定します。
○
サービス部品
[使う]チェックボックス
チェックしません。
−
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ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。
ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。
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Message Queue受付の定義情報を設定します。
Message Queue受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒24 Message Queue受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付制御情報
独自定義ファイル
次の独自定義ファイルが設定されていることを確認します。
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cscurecpmq.properties※1
◎
EARファイル
次のEARファイルが設定されていることを確認します。
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cscmsg_urecp_mq.ear※2
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