2.3.2 TP1/RPC受付を追加する
TP1/RPC受付を新規に追加する手順を次に示します。
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ツリービューのサービス定義一覧で,TP1/RPC受付を追加するサービス(ビジネスプロセス)を選択して,右クリックします。
サービス一覧のポップアップメニューが表示されます。
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ポップアップメニューから[ユーザ定義受付(呼出先固定)追加]を選択します。
受付種別選択ウィザードが表示されます。
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[受付種別]のドロップダウンリストから,[TP1/RPC受付]を選択します。
[次へ]ボタンをクリックすると,TP1/RPC受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。
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[受付名]を指定します。
TP1/RPC受付の名称を1〜40バイトで指定します。
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[終了]ボタンをクリックします。
TP1/RPC受付がビジネスプロセスに追加され,ユーザ定義受付定義画面が表示されます。
ユーザ定義受付定義画面の詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.5 ユーザ定義受付定義画面」を参照してください。
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TP1/RPC受付の定義情報を設定します。
TP1/RPC受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒1 TP1/RPC受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付情報
受付名
設定した受付名が表示されます。
◎
受付ID
受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。
◎
デフォルトオペレーション名
デフォルトで呼び出すオペレーションを選択します。
◎
オペレーション
任意のオペレーションを追加します。
◎
オペレーション情報
通信モデル
「同期」を設定します。
◎
要求電文
[any型を使う]チェックボックス
チェックしません。
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受付
電文フォーマット
サービスリクエスタからTP1/RPC受付が受け取る要求電文のバイナリフォーマット定義ファイル(拡張子:.fdx)を指定します。
◎
サービス部品
電文フォーマット
TP1/RPC受付からサービスアダプタに渡すサービス電文のXMLフォーマット定義ファイル(拡張子:.xsd)を指定します。
バイナリフォーマット定義ファイルからXMLフォーマット定義ファイルに変換する場合は,要求電文のバイナリフォーマット定義ファイルからcscdfx2xsdコマンドを使用して生成したXMLフォーマット定義ファイルを指定します。
◎
データ変換定義
受付からサービス部品への要求電文のデータ変換定義を設定します。
◎
応答電文
[any型を使う]チェックボックス
チェックしません。
−
受付
電文フォーマット
TP1/RPC受付からサービスリクエスタに渡す応答電文のバイナリフォーマット定義ファイル(拡張子:.fdx)を指定します。
◎
サービス部品
電文フォーマット
サービスアダプタからTP1/RPC受付が受け取るサービス電文のXMLフォーマット定義ファイル(拡張子:.xsd)を指定します。
XMLフォーマット定義ファイルからバイナリフォーマット定義ファイルに変換する場合は,応答電文のバイナリフォーマット定義ファイルからcscdfx2xsdコマンドを使用して生成したXMLフォーマット定義ファイルを指定します。
◎
データ変換定義
サービス部品から受付への応答電文のデータ変換定義を設定します。
◎
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ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。
ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。
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TP1/RPC受付の定義情報を設定します。
TP1/RPC受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒2 TP1/RPC受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付制御情報
独自定義ファイル
次の独自定義ファイルが設定されていることを確認します。
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cscurecptp1rpc.properties※1
◎
EARファイル
次のEARファイルが設定されていることを確認します。
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cscmsg_urecp_tp1rpc.ear※2
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