付録O.4 未定義コードの任意文字置換時の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 置換時の設定について
不適切な設定によって,半角と全角のシフト状態が崩れたり,バイト数がずれたりして,置換後のデータが壊れることがないようにしてください。
指定した任意の文字へ置き換えるため,次のどれかを設定した場合は注意が必要です。
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0バイトの置換
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元のサイズより大きいまたは小さいバイト数の指定
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未定義文字の指定
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シフトコードの指定
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エスケープシーケンスの指定
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特殊な文字(BOMなど)の指定
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半角と全角のシフト状態の変更
(2) 未定義コードの検知
未定義コードの検知は,変換対象のコードが,コード変換テーブルの対応として存在しない場合に行われます。ユーザマッピングテーブルを作成し,変換テーブルに対応を追加したことによって,未定義コードと検知されなくなった場合は,その対応どおりに変換します。意図した変換結果にならない場合,その原因の1つとして,ユーザマッピングテーブルによってテーブルを編集していないかどうかを確認してください。