12.2.4 JSON-XML変換APIの使用方法
- 〈この項の構成〉
(1) 準備
(a) J2EEアプリケーション開発時にコンパイラに指定するクラスパスの設定
JSON-XML変換APIを使用してJ2EEアプリケーションを開発する場合,json_xml_api.jarファイルをコンパイラのクラスパスに指定してください。
json_xml_api.jarファイルの格納場所を次に示します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\lib\json_xml_api.jar
- 注意事項
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json_xml_api.jarは開発用のjarのため,usrconf.cfgへの設定は不要です。設定した場合の動作は保証しません。
(2) JSON-XML変換APIの呼び出し方法
JSON-XML変換APIの呼び出し方法について説明します。
(a) 変換クラスのインスタンスの取得
変換クラスのインスタンスの取得は,JSON-XML変換API変換定義の設定の有無によって異なります。生成したインスタンスはマルチスレッドで使用できます。
変換メソッドの呼び出しごとにインスタンスを作成する必要はありません。
- 注意事項
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インスタンス取得時に設定したJSON-XML変換API変換定義は変更できません。変更が必要な場合は,JsonXmlConverterクラスのインスタンスを再度取得してください。
- ●JSON-XML変換API変換定義を設定しない場合
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JsonXmlConverterFactoryクラスのnewJsonXmlConverterメソッドを使用して,JsonXmlConverterクラスのインスタンスを取得します。
インスタンスを取得する例を次に示します。
JsonXmlConverterFactory factory = JsonXmlConverterFactory.newInstance(); JsonXmlConverter converter = factory.newJsonXmlConverter();
- ●JSON-XML変換API変換定義を設定する場合
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JsonXmlConverterFactoryクラスのnewInstanceメソッドを使用して,JsonXmlConverterFactoryのインスタンスを取得します。
インスタンスを取得する例を次に示します。
JsonXmlConverterFactory factory = JsonXmlConverterFactory.newInstance();
JsonXmlConverterFactoryクラスのcreateConverterPropertiesメソッドを使用して,JsonXmlConverterPropertyクラスのインスタンスを取得します。JsonXmlConverterPropertyクラスのメソッドを使用して変換定義を設定してください。配列名を設定する例を次に示します。
sonXmlConverterProperty property = factory.createConverterProperties(); property.setArrayName("json_arrayName");
JsonXmlConverterFactoryクラスのnewJsonXmlConverterメソッドの引数に,JSON-XML変換API変換定義クラスのインスタンスを指定します。
インスタンスを指定する例を次に示します。
JsonXmlConverter converter = factory.newJsonXmlConverter(property);
(b) JSON→XML変換処理の呼び出し
JsonXmlConverterクラスのjson2xmlメソッドを使用して変換します。メソッドの引数にはjava.lang.String型のJSON形式のデータを指定してください。
String xml = converter.json2xml(json);
(c) XML→JSON変換処理の呼び出し
JsonXmlConverterクラスのxml2jsonメソッドを使用して変換します。メソッドの引数にはjava.lang.String型のXMLを指定してください。
String json = converter.xml2json(xml);