11.3.5 JSONのデータ種別をXMLの属性に含めるかどうかの設定
JSONの「文字列型」などのデータ種別を,変換後のXMLの属性に含めるかどうかの設定を変更できます。デフォルトでは,JSONのデータ種別をXMLの属性に含めません。JSONのデータ種別,および変換後のXMLに設定される属性を次の表に示します。
JSONのデータ種別 |
XMLの属性 |
---|---|
オブジェクト |
class="object" |
配列 |
class="array" |
文字列 |
type="string" |
数値 |
type="number" |
boolean |
type="boolean" |
JSONのデータ種別をXMLの属性に含める場合の変換例を,次の図に示します。
- 注
-
下線が付いている属性がJSONのデータ種別です。
- 注※
-
配列値が文字列型,数値型,boolean型の場合,属性はcsc-element要素に設定されます。csc-simple要素には設定されません。
- 注意事項
-
JSON-XML変換に失敗した場合,メッセージログにエラーメッセージ(KDEC11202-E)が出力されます。また,メッセージ引数の「message」には,JSON-XML変換のエラーメッセージが格納されます。