8.3 HCSCコンポーネントの配備定義
配備定義とは,定義したHCSCコンポーネントをどのクラスタ(または単一のHCSCサーバ)に配備するか決めることです。
ツリー形式で表示されるツリービューのシステム構成定義一覧で,クラスタ(または単一のHCSCサーバ)の下位に表示されるHCSCコンポーネントは,そのクラスタ(または単一のHCSCサーバ)に配備するよう定義されていることを表します。ツリービューのシステム構成定義一覧のクラスタ(または単一のHCSCサーバ)の下位に,配備するHCSCコンポーネントを追加・削除して配備定義を行います。HCSCコンポーネントの追加と削除の例を次の図に示します。
開発環境で配備定義し,更新されたシステム構成定義の内容に従って,運用環境でクラスタ(または単一のHCSCサーバ)へHCSCコンポーネントが配備されます。クラスタ(または単一のHCSCサーバ)への配備方法の詳細については,次の個所を参照してください。
-
マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.8 サービスアダプタを配備する」
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マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.13 ビジネスプロセスを配備する」
ここではクラスタ(または単一のHCSCサーバ)にHCSCコンポーネントを追加・削除して配備定義する方法を説明します。
なお,システム構成定義で定義されているサーバ構成とサービスの組み合わせによっては,配備定義できない場合があります。システム構成定義で定義されているサーバ構成とサービスの組み合わせによる配備定義の可否を次の表に示します。
項番 |
システム構成定義で定義されているサーバ構成 |
サービスの種別 |
配備定義の可否 |
|
---|---|---|---|---|
データベースの使用有無 |
Reliable Messagingの使用有無 |
|||
1 |
使用する |
使用する |
すべて |
○ |
2 |
使用しない |
使用しない |
ビジネスプロセス(永続化する) |
× |
3 |
ビジネスプロセス(永続化しない) |
○ |
||
4 |
SOAPアダプタ |
○ |
||
5 |
SessionBeanアダプタ |
○ |
||
6 |
MDB(WS-R)アダプタ |
× |
||
7 |
MDB(DBキュー)アダプタ |
× |
||
8 |
DBアダプタ |
○ |
||
9 |
TP1アダプタ |
○ |
||
10 |
ファイルアダプタ |
○ |
||
11 |
Object Accessアダプタ |
○ |
||
12 |
Message Queueアダプタ |
○ |
||
13 |
FTPアダプタ |
○ |
||
14 |
ファイル操作アダプタ |
○ |
||
15 |
メールアダプタ |
○ |
||
16 |
HTTPアダプタ |
○ |
||
17 |
コマンドアダプタ |
○ |
||
18 |
SFTPアダプタ |
○ |
||
19 |
汎用カスタムアダプタ |
○ |
||
20 |
使用する |
使用しない |
ビジネスプロセス(永続化する) |
○ |
21 |
ビジネスプロセス(永続化しない) |
○ |
||
22 |
SOAPアダプタ |
○ |
||
23 |
SessionBeanアダプタ |
○ |
||
24 |
MDB(WS-R)アダプタ |
× |
||
25 |
MDB(DBキュー)アダプタ |
× |
||
26 |
DBアダプタ |
○ |
||
27 |
TP1アダプタ |
○ |
||
28 |
ファイルアダプタ |
○ |
||
29 |
Object Accessアダプタ |
○ |
||
30 |
Message Queueアダプタ |
○ |
||
31 |
FTPアダプタ |
○ |
||
32 |
ファイル操作アダプタ |
○ |
||
33 |
メールアダプタ |
○ |
||
34 |
HTTPアダプタ |
○ |
||
35 |
コマンドアダプタ |
○ |
||
36 |
SFTPアダプタ |
○ |
||
37 |
汎用カスタムアダプタ |
○ |