7.15.22 CustomObjects(カスタムファンクション)
カスタムファンクション(custom)を定義します。
カスタムファンクションで指定するクラスと引数にはコメントが存在します。ただし,Excelを利用したマッピングではこれらの項目のインポートはサポートしません。
パッケージとクラスは別々に定義し,マッピング定義エディタの画面上では「クラス」の項目にExcelで定義した「パッケージ+クラス」の値を設定します。
(1) 定義項目
定義項目を次の表に示します。
項目名 |
定義内容 |
定義できる値 |
補足説明 |
---|---|---|---|
Name |
ファンクション名 |
NCName型の値 |
定義できる値については,「7.15.25 同一のName要素を複数行に定義できるオブジェクト」を参照してください。 |
Jar |
JARファイル |
100文字以内のNCName型の値 |
同じName内で1つだけ定義できます。※1 |
Package |
パッケージ |
255文字以内のNCName型の値 |
同じName内で1つだけ定義できます。※1 |
Class |
クラス |
100文字以内のNCName型の値 |
同じName内で1つだけ定義できます。※1 |
Method |
メソッド |
100文字以内のNCName型の値 |
同じName内で1つだけ定義できます。※1 メソッド名だけを設定し,後ろの"()"は付加しません。 |
ReturnType |
戻り値の型 |
"String"または"NodeList"だけ |
同じName内で1つだけ定義できます。※1※2 |
Argument |
引数 |
100文字以内のNCName型の値 |
同じName内で複数定義できます。※3※4 |
ArgumentType |
引数の型 |
"String"または"Object"だけ |
同じName内で複数定義できます。※2※3※4 |
Input |
入力値 |
「7.13.2 マッピング定義の設定」を参照 |
同じName内で複数定義できます。 値は,定義された順にリストに設定します。 |
(2) 定義例
定義例を次の図に示します。