7.13 Excelを利用したマッピング定義のインポート
サービスプラットフォームでは,Excelで変換元と変換先の組み合わせ(マッピング)を定義したファイルを開発環境にインポートすることができます。
複数のデータ変換定義で同じようなマッピングをする場合,Excelで作成したマッピング定義を利用することで,1つのマッピング定義を有効に活用できます。また,マッピングの定義内容をExcel上で確認できるため,変換元と変換先の接続数が多い場合などに定義時のミスが低減し,開発効率を向上できます。
マッピング定義をインポートするには,表形式XMLスキーマ定義ファイルを基にExcelで定義したマッピングの内容を,表形式XMLファイルとしてエクスポートします。そのあと,開発環境のデータ変換定義画面にインポートします。データ変換定義画面では,インポートした表形式XMLファイルに従ってファンクションやマッピング線が生成されます。
マッピング定義のインポートの流れを次に示します。
なお,表形式XMLスキーマ定義ファイルに従ったXMLファイルを直接作成して,データ変換定義画面にインポートすることもできます。
Excel以外のツールを使用して表形式XMLファイルを作成する場合でも,表形式XMLファイルが表形式XMLスキーマ定義ファイルに対して妥当であればインポートすることができます。
表形式XMLファイルの作成手順およびマッピング定義のインポート手順を以降で説明します。