7.5.11 論理演算を使用する
入力値を16進文字列であるものとし,論理演算を実行します。演算の種類として,「AND」(論理積),「OR」(論理和),「XOR」(排他的論理和)が指定できます。入力値が16進文字列以外の場合は,エラーの値(NaN)を返します。入力値が64ビットを超える場合,64ビットより上位ビットを切り捨てます。
なお,論理演算ファンクションは,ビッグエンディアンで処理します。2つの入力値の桁数が異なる場合は,大きい桁数に合わせて演算します。変換元ノード,ファンクションは変換実行時に文字列化されます。
- 〈この項の構成〉
(2) 設定手順
論理演算を設定する手順を次に示します。
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パレットから論理演算ファンクション(bitop)を選択して,マッピングビューアに配置します。
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マッピング線を設定します。
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次のどちらかの方法で[論理演算]ダイアログを表示させます。
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論理演算ファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。
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論理演算ファンクションをダブルクリックします。
[論理演算]ダイアログが表示されます。
[論理演算]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.29 論理演算ダイアログ」を参照してください。
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[入力1]に論理演算の入力値を指定する場合,[入力1]の[ノード選択]ボタンをクリックします。
[ノード選択]ダイアログが表示されます。
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入力値となるノードセットを指定します。
[入力1]に論理演算の入力値が設定されます。
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[入力2]に論理演算の入力値を指定する場合,[入力2]の[ノード選択]ボタンをクリックします。
[ノード選択]ダイアログが表示されます。
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入力値となるノードセットを指定します。
[入力2]に論理演算の入力値が設定されます。
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[入力1]または[入力2]に指定されている入力値に条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせたい場合,[ノード条件設定]ボタンをクリックします。
[ノード条件設定]ダイアログが表示されます。
ノード条件の設定方法については,「7.7 ノード条件を設定する」を参照してください。また,[ノード条件設定]ダイアログについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.11 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。
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[入力1]または[入力2]に論理演算の対象とするファンクションを指定したい場合,[ファンクション選択]ボタンをクリックします。
[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。
[ファンクション選択]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.9 ファンクション選択ダイアログ」を参照してください。
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[演算]から演算方法を指定します。
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[OK]ボタンをクリックします。