3.4.4 差分確認用ドキュメント出力機能の実行例
差分確認用ドキュメント出力機能の実行例を示します。
(1) 差分確認用ドキュメントの出力例
入力データを単体で指定する場合と,入力データをディレクトリで指定する場合の入力値と出力例を次に示します。
(a) 入力データを単体で指定する場合
- ●入力値
-
入力データを単体で指定する場合の指定値の例を次の表に示します。
項目
指定値
入力ファイルパス
C:/work/mapping.mdo
出力ディレクトリパス
C:/work/output
- ●出力例
-
入力データを単体で指定した場合の出力例を次の図に示します。
上記の出力例の場合,差分確認用ドキュメントの出力先は次のとおりです。
C:/work/output/20180822141320/mapping.html
(b) 入力データをディレクトリで指定する場合
- ●入力値
-
入力データをディレクトリで指定する場合の指定値の例を次の表に示します。
項目
指定値
入力ファイルパス
C:/work/input
出力ディレクトリパス
C:/work/output
- ●出力例
-
入力データをディレクトリで指定した場合の出力例を次の図に示します。
上記の出力例の場合,各データの差分確認用ドキュメントの出力先は次のとおりです。
- ・入力データが「mapping.mdo」の場合
C:/work/output/20180822141950/mdo/mapping.html
- ・入力データが「source.xsd」の場合
C:/work/output/20180822141950/xsd/source.html
- ・入力データが「target.fdx」の場合
C:/work/output/20180822141950/fdx/target.html
(2) 出力ディレクトリの構成に関する注意事項
出力ディレクトリの構成に関する注意事項を次に示します。
(a) 拡張子が異なる同名ファイルのファイル名の変更について
入力ディレクトリ内の同じディレクトリに,同じファイル名で拡張子が異なるファイルが存在する場合は,2つ目以降のファイル名に連番を付与して出力します。この連番は,ファイル名が重複しないように,生成した順に1から付けられる自然数の連番です。この際,入力ファイルパスと出力ファイルパスの対応関係はHCSCTEメッセージ・ビューに出力されます。
出力例を次に示します。
(b) 外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマの出力について
-
外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマを指定して実行した場合
指定したXMLスキーマに対して処理を実行し,参照先のXMLスキーマの情報を含んだHTMLファイルを出力します。
外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマを指定して実行した例を次の図に示します。
-
外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマを含むディレクトリを指定して実行した場合
被参照スキーマについても処理を実施し,出力ディレクトリに出力します。
外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマを含むディレクトリを指定して実行(全XMLスキーマが入力ディレクトリ内に存在する場合)した例を次の図に示します。
外部のXMLスキーマを参照するXMLスキーマを含むディレクトリを指定して実行(被参照XMLスキーマが入力ディレクトリ外に存在する場合)した例を次の図に示します。