2.14.10 HTTPアダプタのタイマ管理
HTTPアダプタでは次のタイムアウト時間を設定できます。
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接続タイムアウト
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読み込みタイムアウト
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排他管理タイムアウト
それぞれのタイムアウト値は,HTTPアダプタ定義ファイルで設定できます。HTTPアダプタ定義ファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.10.1 HTTPアダプタ定義ファイル」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 接続タイムアウト
サーバとの接続が確立するまでの接続タイムアウトを設定できます。
接続タイムアウトの概要を次の図に示します。
設定できるパラメタを次の表に示します。
値 |
キー名称 |
デフォルト値 |
---|---|---|
接続タイムアウト(ミリ秒) |
adphttp.protocol.connect-timeout |
60000 |
(2) 読み込みタイムアウト
HTTPリクエストを送信してからHTTPレスポンスが返るまでの読み込みタイムアウトを設定できます。HTTPリクエストを送信してから数回に分けてHTTPレスポンスが返る場合は,1回ごとにタイムアウトを監視します。
読み込みタイムアウトの概要を次の図に示します。
設定できるパラメタを次の表に示します。
値 |
キー名称 |
デフォルト値 |
---|---|---|
読み込みタイムアウト(ミリ秒) |
adphttp.protocol.read-timeout |
300000 |
(3) 排他管理タイムアウト
HTTPアダプタから共通フォルダにアクセスする場合,共通フォルダに対して共有ロックが掛かります。HTTPアダプタでは,このときのロックリトライ回数およびロックリトライ間隔を指定できます。
設定できるパラメタを次の表に示します。
値 |
キー名称 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ロックリトライ回数(回) |
adphttp.file.read-lock.retry.count |
0 |
ロックリトライ間隔(秒) |
adphttp.file.read-lock.retry.interval |
1 |