2.4 メッセージの記述形式
ここでは,システムの監査で使用されるメッセージのこのマニュアルでの記述形式について説明します。
監査で使用されるメッセージの記述形式を次に示します。
-
XXXXnnnnn-Y
メッセージの内容
出力項目名
出力項目の意味
出力内容
メッセージの出力項目名
メッセージの出力項目の意味
メッセージの出力内容
可変値に関する説明
- コマンド
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メッセージが出力される契機となるコマンド
- 出力ポイント
-
メッセージが出力されるタイミング
次に,各項目について説明します。
- XXXXnnnnn
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メッセージIDを表します。
メッセージIDを構成する要素について,次に説明します。
- XXXX
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メッセージを出力した構成ソフトウェアまたは機能を示すID(プリフィックス)を表します。プリフィックスは英字4文字で示します。
- nnnnn
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メッセージを出力したプログラムで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには,5けたの固有の番号が付いています。
- Y
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メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。
メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。
- E(Error)
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エラーレベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。
- W(Warning)
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警告レベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
メッセージが出力されたあとも処理を続行します。
- I(Information)
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システムの動作を通知するメッセージです。
メッセージが出力されたあとも処理を続行します。
- メッセージの内容
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メッセージに出力される項目の内容を表に示します。
ここでは,メッセージごとに固有の意味を持つ項目,または固有の値が出力される項目について説明します。すべてのメッセージで共通の意味を持つ項目,または共通の値が出力される項目については,「2.3 メッセージの出力項目」の「表2-1 監査で使用されるメッセージの出力項目」を参照してください。
- 可変値に関する説明
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メッセージテキストの自由記述中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。可変値に関する説明の記述例を次に示します。
- (例)
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aa....aa:OSのアカウント
bb....bb:実行コマンド名と引数
- コマンド
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メッセージが出力される契機となるコマンドを示します。
メッセージが出力されるコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「6.6 監査ログを出力するコマンド・操作一覧」を参照してください。
- 出力ポイント
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メッセージが出力されるタイミングを示します。
メッセージが出力されるタイミングについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「6.7 監査ログの出力ポイント」を参照してください。