32.6 <type>Seq
これは,ロケーションサービスによって使用される,次に示すシーケンスクラスについて記述した,汎用クラスです。
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DescSeq
Desc構造体のシーケンス
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HostnameSeq
ホスト名のシーケンス
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ObjSeq
オブジェクトリファレンスのシーケンス
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RepositoryIdSeq
リポジトリIDのシーケンス
各クラスは,<type>のある特定のシーケンスを表しています。ロケーションサービスは,これらのクラスのどれかにマッピングされたシーケンスの形で,クライアントアプリケーションに情報のリストを返します。
C++配列の場合と同様に,各クラスはシーケンス内の項目をインデックス付けする演算子を提供しています。その配列の長さを取得するメソッド,および配列の長さを設定するメソッドも提供しています。
コードサンプル32-1に,Agent::all_agent_locationsメソッドから返されたHostnameSeqをインデックス付けする正しい方法を示します。
- コードサンプル32-1 HostnameSeq_varクラスのインデックス付け
. . . ObjLocation::HostnameSeq_var hostnames( myAgent->all_agent_locations()); for (CORBA::ULong i=0; i < hostnames->length(); i++) { cout << "Agent host #" << i+1 << ": " << hostnames[i] << endl; } . . .
「32.7 <type>SeqSeq」も参照してください。
- 〈この節の構成〉