28.23 UntypedObjectWrapper
class VISObjectWrapper::UntypedObjectWrapper : public virtual VISResource
このクラスは,アンタイプドオブジェクトラッパーをクライアントアプリケーション,サーバアプリケーション,または同一プロセスにあるアプリケーションに派生させ,実装するために使用します。このクラスを使用して,アンタイプドオブジェクトラッパーを派生させる場合,クライアントアプリケーションがオペレーション要求を発行する前,またはサーバ側のオブジェクトインプリメンテーションがそのオペレーション要求を処理する前に,呼び出されるpre_methodメソッドを,定義します。また,サーバ側のオブジェクトインプリメンテーションがオペレーション要求を処理したあと,またはクライアントアプリケーションが応答を受信したあとに,呼び出されるpost_methodメソッドも定義します。
また,アンタイプドオブジェクトラッパーを生成するファクトリクラスも派生させてください。詳細については,「28.24 UntypedObjectWrapperFactory」を参照してください。
オブジェクトラッパーの使用方法の詳細については,マニュアル「Borland Enterprise Server VisiBroker デベロッパーズガイド」の「オブジェクトラッパーの使用」の記述を参照してください。