14.15 サンプルプログラム
Borland Enterprise Server VisiBrokerには,ネーミングサービスの使用方法を説明する幾つかのサンプルプログラムが提供されています。これらのサンプルはexamples/vbe/insディレクトリに入っており,現在ネーミングサービスで使用できる新機能をすべて説明しています。さらに,examples/vbe/basic/bank_namingディレクトリに入っているBankネーミングのサンプルは,ネーミングサービスの基本的な使い方を説明しています。
サンプルプログラムを実行する前に,まず「14.3 ネーミングサービスの実行」で説明したようにネーミングサービスを起動しなければなりません。さらに,最低一つのネーミングコンテキストが次に示すどれかの手段で生成されていることを必ず確認してください。
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「14.3 ネーミングサービスの実行」で説明したようにネーミングサービスを起動します。これでイニシャルコンテキストが自動生成されます。
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VisiBrokerコンソールを使用します。
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クライアントをNamingContextFactoryにバインドさせ,create_contextメソッドを使用します。
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クライアントにExtendedNamingContextFactoryを使用させます。
- 注
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ネーミングコンテキストを生成していない場合,クライアントがbindを発行しようとしたときにCORBA.NO_IMPLEMENT例外が発生します。
- 〈この節の構成〉