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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


4.6.1 サンプルのコンパイル

〈この項の構成〉

(1) Windows

Borland Enterprise Server VisiBrokerがC:\vbrokerにインストールされている場合,サンプルをコンパイルするには次のコマンドを入力します。

C++の場合
prompt> C:
prompt> cd \vbroker\examples\vbe\basic\bank_agent
prompt> nmake -f Makefile.cpp

Visual C++のコマンドnmakeは,idl2cppコンパイラを実行してから各ファイルをコンパイルします。

Javaの場合
prompt> C:
prompt> cd \vbroker\examples\vbe\basic\bank_agent
prompt> vbmake

vbmakeコマンドは,idl2javaコンパイラを実行してから各ファイルをコンパイルするバッチファイルです。

nmake(C++)またはvbmake(Java)の実行中に何らかの問題が生じた場合は,PATH環境変数がBorland Enterprise Server VisiBrokerをインストールしたbinディレクトリをポイントしていることを確認してください。またC++の場合,Borland Enterprise Server VisiBrokerをインストールしたディレクトリにVBROKERDIR環境変数を設定してみてください。

(2) UNIX

Borland Enterprise Server VisiBrokerが/opt/vbrokerにインストールされている場合,サンプルをコンパイルするには次のコマンドを入力します。

prompt> cd /opt/vbroker/examples/vbe/basic/bank_agent
C++の場合
prompt> make cpp
Javaの場合
prompt> make java

このサンプルのmakeは標準のUNIXの機能です。PATHにmakeがなければ,システム管理者に問い合わせてください。