4.4.5 サーバ側の処理を実装する
スケルトン生成と同時に生成された実装クラス(UserInfoSoapBindingImpl.java)に,サービスの実装を記述します。サービスの実装を記述したあと,スケルトンをコンパイルします。
生成された実装クラスのソースコードの例を次に示します。
package localhost; public class UserInfoSoapBindingImpl implements localhost.UserInfo { public localhost.UserData getUserData( java.lang.String id , javax.activation.DataHandler photo) throws java.rmi.RemoteException { // // 実装を記述 // return null; } }
なお,これ以外のソースコードの例については,次に示すディレクトリに格納しているサンプルプログラムを参照してください。ただし,サンプルプログラムとして提供するのは,SOAPアプリケーション開発支援機能だけです。
<Application Serverのインストールディレクトリ>/c4web/samples
- 注意事項
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WSDL2Javaコマンドで生成されたスタブ・スケルトンファイルをコンパイルすると,次に示す警告メッセージが出力されることがあります。
注:入力ファイルの操作のうち,未チェックまたは安全ではないものがあります。 注:詳細については,-Xlint:unchecked オプションを指定して再コンパイルしてください。
この警告メッセージが出力された場合の対処は不要です。
なお,「入力ファイルの操作のうち」の部分は,コンパイル時の入力ファイル名が出力されることがあります。