3.10 Webサービスセキュリティ機能の実装手順(JAX-WS機能を使用する場合)
ここでは,実行環境に必要な定義ファイルやユーザー作成のプログラムを実装し,JAX-WS機能を使用して開発したWebサービスでWebサービスセキュリティ機能を使用する手順を説明します。
JAX-WS機能を利用したWebサービスにWebサービスセキュリティ機能を組み込む場合の開発の流れ(以降,「開発ステップ」と呼びます)は次のとおりです。
(a)WebサービスまたはWebサービスクライアントの実装(3.10.1,3.10.2,3.10.3)
(b)Webサービスセキュリティハンドラの追加(3.10.1(1),3.10.2(1),3.10.3(1))
(c)Webサービスセキュリティ機能定義ファイル,Webサービスセキュリティ方針定義ファイル,ハンドラチェイン設定ファイルの追加(3.10.1(2),3.10.2(2),3.10.3(2))
(d)認証情報の取得・設定(任意)(3.10.4)
括弧内の番号は,このマニュアルでの参照個所を表しています。JAX-WS機能を利用したWebサービス開発の詳細および開発ステップ(d)については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」を参照してください。