3.9.3 クライアント側がコマンドラインJavaアプリケーションの場合の実装手順
サンプルファイルを基に作成したWebサービスセキュリティ機能定義ファイル,Webサービスセキュリティ方針定義ファイル,およびデプロイ定義ファイルを,クライアント実行環境のCLASSPATHに設定したディレクトリの下に格納します。なお,Webサービスセキュリティ機能定義ファイルとWebサービスセキュリティ方針定義ファイルについては,構文チェック用のコマンドを使用して,構文に誤りがないことを事前に確認してください。構文チェック用のコマンドの使い方については,「4.1.2 定義ファイル構文チェックコマンド(CWSSConfCheck)」を参照してください。
さらに,cjclstartapコマンドを使用して,Webサービスセキュリティ機能を適用したクライアントを実行する場合,Javaアプリケーション用オプション定義ファイルに次の値を設定したキーを追加する必要があります。
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add.class.path=<Application Serverのインストールディレクトリ>\wss\lib\cwssec.jar
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add.class.path=<Application Serverのインストールディレクトリ>\XMLSEC\lib\csmxsec.jar
Javaアプリケーション用オプション定義ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。また,コマンドライン利用時の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」を参照してください。