21.2.2 er:public要素
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publicId属性に指定したXMLスキーマの名前空間URIを,uri属性に指定したXMLスキーマのロケーションを示すURIにマッピングします。
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er:catalog要素の子要素として,0個から255個まで記述できます。256個以上記述した場合の動作は保証されません。
- 〈この項の構成〉
(1) publicId属性
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er:public要素の属性として,1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は警告メッセージ※が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
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属性値は,xsd:import要素のnamespace属性と同じ名前空間URIを指定してください。
- 注※
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カタログ機能を使用する場所によって,出力先と警告メッセージは次のように異なります。
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Webサービスクライアントの実行時:ログファイル(KDJW30023-W)
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Webサービスクライアントの開発時:標準エラー出力(KDJW51221-W)
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(2) uri属性
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er:public要素の属性として,1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は警告メッセージ※1が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
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指定できる属性値の条件を次に示します。
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マッピングするXMLスキーマの相対パス※2またはURLを指定してください。指定する際は,マッピングするXMLスキーマの対象の名前空間と,xsd:import要素のnamespace属性の名前空間を一致させてください。名前空間が一致しない場合の動作は保証されません。
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RFC 2396で規定されたxsd:anyURIを満たす文字で指定してください。また,RFC 2732(IPv6アドレス)の規則に従った文字列も使用できます。
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大文字と小文字は区別されません。
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指定できる文字列の最大長の制限はありません。ただし,OSの制限を超えた場合は,エラーとなります。
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- 注意
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存在しない,またはアクセス権限のないWSDLまたはXMLスキーマを指定した場合は警告メッセージ(KDJW30024-W)が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
- 注※1
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カタログ機能を使用する場所によって,出力先と警告メッセージは次のように異なります。
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Webサービスクライアントの実行時:ログファイル(KDJW30023-W)
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Webサービスクライアントの開発時:標準エラー出力(KDJW51221-W)
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- 注※2
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カタログファイルを配置したディレクトリからの相対パスを示します。