14.2.2 管理者以外がコマンドラインインタフェースを使用する場合
管理者以外がコマンドラインインタフェースを使用する場合の注意事項を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) インストール時の注意事項
管理者以外がコマンドラインインタフェースを使用する場合は,Application Serverをデフォルトのインストールディレクトリにインストールしてください。デフォルトのインストールディレクトリ以外のディレクトリにインストールした場合,コマンドラインインタフェースのすべてのログ出力先ディレクトリに対して,コマンドラインインタフェースを実行する管理者以外のユーザも書き込みできるようにアクセス権を設定する必要があります。アクセス権の設定は,管理者が実行します。設定方法については,OSのドキュメントを参照してください。
(2) コマンド実行時の注意事項
管理者以外のユーザがコマンドラインインタフェースを実行する場合の注意事項を示します。
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カレントディレクトリは,UACの保護対象外のディレクトリを指定します。
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オプション設定で生成するファイルの出力先には,UACの保護対象外のディレクトリを指定します。
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Application Serverがデフォルトのインストールディレクトリにインストールされている場合,コマンドラインインタフェースのログは,次のディレクトリにリダイレクトされます。
%LoadlAppData%\VirtualStore\Program Filesディレクトリ以下の対応するディレクトリ
リダイレクトについては,OSのドキュメントを参照してください。