2.1.4 プロバイダを起点とした開発の流れ
プロバイダを起点としたWebサービスの開発の流れを次の図に示します。
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プロバイダ実装クラスを作成する
Webサービス実装クラスは,POJOとして作成します。JAX-WS 2.2仕様およびJAXB 2.2仕様に従って,プロバイダ実装クラスを作成します。SOAP 1.2仕様のメッセージを受信する場合は,javax.xml.ws.BindingTypeアノテーションに"http://www.w3.org/2003/05/soap/bindings/HTTP/"を指定してください。
JAX-WS 2.2仕様のサポート範囲については,「19.1 JAX-WS 2.2仕様のサポート範囲」を参照してください。JAXB 2.2仕様のサポート範囲については,マニュアル「XML Processor ユーザーズガイド」の「付録B JAXB仕様のサポート範囲」を参照してください。
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javacコマンドを実行する(コンパイルとエラーチェック)
javacコマンドを実行し,作成したプロバイダ実装クラスのコンパイル,およびエラーチェックをします。
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DDを作成する
web.xmlおよびapplication.xmlを作成します。web.xmlには,Webサービス固有の情報を記述します。web.xmlの作成については,「3.4 web.xmlの作成」を参照してください。
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EARファイルを作成する
作成したファイルを含むEARファイルを作成します。EARファイルの作成については,「3.5.3 EARファイルの作成」を参照してください。
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EARファイルをデプロイし,開始する
作成したEARファイルをデプロイし,J2EEアプリケーション(Webサービス)として開始します。J2EEアプリケーションのインポートおよび開始コマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportapp(J2EEアプリケーションのインポート)」および「cjstartapp(J2EEアプリケーションの開始)」を参照してください。
運用管理ポータルを使用して,J2EEアプリケーションをデプロイ(インポート)する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.3 J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
運用管理ポータルを使用して,J2EEアプリケーションを開始する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
プロバイダを起点としたWebサービスの開発例については,「9.3 Webサービスの開発例(プロバイダ起点・SAAJ)」を参照してください。