6.21 XML Processor全般に関する注意事項
XML Processor全般に関する,その他の注意事項を次に示します。
項番 |
注意事項 |
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1 |
XML Schemaを使って検証処理をする場合,何らかの要因でAPI仕様で規定されていない例外やエラーが発生するおそれがあります。XML Schemaを使って検証処理をするJavaプログラムでは,そのような例外やエラーがスローされることを前提に,java.lang.Throwableをキャッチして適切に対処できるよう例外処理を実装してください。 |
2 |
XML Processorが提供するjarファイルでは,「5.2 XML Processorが使用しているパッケージ名」に記載されたパッケージを使用しています。ユーザアプリケーションが上記と同じパッケージを含む実装を同梱している場合,XML Processorが提供しているパッケージのクラスが優先的にロードされます。 ただし,上記と同じパッケージを含むjarファイルのマニフェストファイルでSealed属性がtrueに設定されている場合,SecurityException例外が発生するため,ユーザアプリケーションに同梱しないでください。 パッケージ名の詳細は「5.2 XML Processorが使用しているパッケージ名」を参照してください。 |