6.18.4 キャッシュの再構築・削除に関する注意事項
キャッシュの再構築・削除に関する注意事項を次の表に示します。
項番 |
注意事項 |
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1 |
キャッシュの再構築時は,スキーマ定義ファイルに指定されたすべてのスキーマ文書を解析してgrammarオブジェクトを構築するため,パース処理に掛かる時間が増加します。 このため,cacheonコマンド実行後の最初のパースは,通常よりも処理に時間が掛かります。 |
2 |
キャッシュの再構築時,およびJ2EEサーバ起動・終了時には,diskcache_pathで指定したディレクトリ以下にある,J2EEサーバ名と同じ名前のディレクトリが削除されます。このため,diskcache_pathで指定したディレクトリに,J2EEサーバ名と同じ名前のファイルまたはディレクトリを生成しないでください。 |
3 |
キャッシュ構築後に,スキーマ定義ファイルのdiskcache_pathのディレクトリ指定を変更した場合,J2EEサーバの終了時や,cacheoffコマンドおよびcacheonコマンド実行時にディスクキャッシュが削除されないおそれがあります。その場合,残っているファイルを手動で削除してください。 |