6.8.5 エラーを通知しないケース
要素や属性の指定内容が不当な場合や,関数の引数が不正な場合など,XSLTCがエラーを通知しないケースがあります。XSLTCがエラーを通知しないケースを次の表に示します。
項番 |
注意事項 |
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1 |
xsl:apply-templates要素の子要素としてxsl:sort要素とxsl:with-param要素以外のスタイルシート要素を指定した場合。 |
2 |
xsl:apply-templates要素のselect属性に空文字列を指定した場合。 |
3 |
xsl:comment要素の要素内容にテキスト以外を指定した場合。 |
4 |
xsl:decimal-format要素の次に挙げた属性に2文字以上の値を指定した場合。
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5 |
xsl:element要素またはxsl:attribute要素のname属性に接頭辞で修飾した要素名を指定し,かつ,namespace属性に空文字列を指定した場合。 |
6 |
xsl:for-each要素の先頭以外の子要素としてxsl:sortを指定した場合。 |
7 |
xsl:import要素に要素内容を指定した場合。 |
8 |
xsl:import要素がトップレベル要素の先頭要素でない場合や,xsl:import要素やxsl:include要素がトップレベル要素でない場合。 |
9 |
xsl:key要素のuse属性にkey関数を含むXPath式を指定した場合。 |
10 |
xsl:message要素をxsl:stylesheet要素の子要素として指定した場合。 |
11 |
xsl:message要素のterminate属性に"yes","no"以外の値を指定した場合。 |
12 |
xsl:namespace-alias要素のstylesheet-prefix属性やresult-prefix属性に指定した接頭辞に対応する名前空間宣言がない場合。 |
13 |
xsl:namespace-alias要素のstylesheet-prefix属性やresult-prefix属性の指定がない場合。 |
14 |
xsl:namespace-alias要素に要素内容を指定した場合。 |
15 |
xsl:number要素のgrouping-size属性にNumber規則に合致しない文字列を指定した場合。 |
16 |
xsl:number要素のlang属性およびlevel属性に不当な値を指定した場合。 |
17 |
xsl:number要素のletter-value属性に不当な値を指定した場合。 |
18 |
xsl:number要素のgrouping-separator属性に,値が空文字となる変数参照を指定した場合。 |
19 |
xsl:output要素のversion属性に不当な値を指定した場合。 |
20 |
xsl:output要素のindent属性に不当な値を指定した場合。 |
21 |
xsl:output要素のstandalone属性に不当な値を指定した場合。 |
22 |
xsl:output要素のomit-xml-declaration属性に不当な値を指定した場合。 |
23 |
xsl:param要素のselect属性に空文字列を指定した場合。 |
24 |
xsl:sort要素のdata-type属性,order属性,またはcase-order属性に不正な値を指定した場合。 |
25 |
xsl:sort要素のdata-type属性,order属性,またはcase-order属性が空文字列になる変数参照である場合。 |
26 |
xsl:sort要素のdata-type属性,order属性,またはcase-order属性に大文字の値を指定した場合,小文字で指定されたものとして扱われます。 |
27 |
xsl:strip-space要素,xsl:preserve-space要素,xsl:apply-imports要素など,仕様上は要素内容を持てない要素に要素内容を指定した場合。 |
28 |
xsl:stylesheet要素のversion属性に不当な値を指定した場合。 |
29 |
xsl:stylesheet要素のexclude-result-prefixes属性に指定した接頭辞に対応する名前空間URIが,この属性を持つ要素で有効でない場合。 |
30 |
xsl:stylesheet要素の中にxsl:stylesheet要素を指定した場合。 |
31 |
xsl:template要素のmatch属性およびmode属性に空文字列を指定した場合。 |
32 |
xsl:template要素にname属性の指定がなく,match属性の指定もない場合。 |
33 |
xsl:template要素またはxsl:apply-templates要素のmode属性に空文字列を指定した場合。 |
34 |
xsl:template要素のpriority属性に空文字列を指定した場合。 |
35 |
最初のxsl:template要素より前にリテラル結果要素が現れた場合。 |
36 |
xsl:template要素にmode属性があり,match属性がない場合。 |
37 |
複数のxsl:with-param要素が同じ値のname属性を持っている場合。 |
38 |
xsl:text要素のdisable-output-escaping属性に"yes","no"以外の値を指定した場合。 |
39 |
xsl:value-of要素のdisable-output-escaping属性に"yes"または"no"以外の値を指定した場合。 |
40 |
xsl:variable要素のselect属性に空文字列を指定した場合。 |
41 |
xsl:variable要素またはxsl:param要素に,select属性とテキスト内容の両方が存在する場合。 |
42 |
xsl:with-param要素のselect属性に空文字列を指定した場合。 |
43 |
次の関数呼び出しの引数の数が不正な場合。
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44 |
document関数の第二引数が空文字列の場合。 |
45 |
format-number関数の第三引数に空文字列を指定した場合。 |
46 |
key関数の第一引数に存在しないキー名を指定した場合。 |
47 |
unparsed-entity-uri関数の引数の個数が不正な場合。 |