5.3 プログラム実行時のトラブルシュート
XML Processorを使用したシステムを運用する場合,システム管理者への連絡が必要になるような障害や,対処方法が不明な障害が発生した場合の障害調査資料として,アプリケーションログには次の情報を採取しておく必要があります。
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障害発生時時刻
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障害発生時の入力となったXML文書名(スキーマ文書名,スタイルシート名含む)
上記のアプリケーションログと同時に,次に示す障害情報を取得した上,システム管理者に連絡してください。
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アプリケーションログファイル
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障害発生時の入力となったXML文書(スキーマ文書,スタイルシート含む)
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障害発生時に出力されたXML Processorのエラーメッセージ
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サーバ,およびクライアントに設定したシステムプロパティとシステムクラスパス
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サーバ,およびクライアントの標準出力と標準エラー出力
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Component Container,およびWebサーバのログ
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Component Containerで規定する障害時取得情報
Component Containerで規定する障害時取得情報を次に示します。
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J2EEサーバのユーザ定義ファイル
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J2EEサーバの保守情報
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サーバ管理コマンドのユーザ定義ファイル
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サーバ管理コマンドの保守情報
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J2EEサーバの標準出力,標準エラー出力
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J2EEサーバ側のTPBrokerのログ
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EJBクライアントアプリケーションに設定したシステムプロパティ,およびシステムクラスパス
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EJBクライアントアプリケーションの標準出力,標準エラー出力
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ネットワークモニタツールで採取したパケットの内容
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Component Containerで規定する障害時取得情報の取得方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「2.3 資料の取得」を参照してください。