2.2.1 Developerのインストール
Developerのインストールには,インストーラを使用します。
インストールするには,Administrator権限または管理者特権が必要です。なお,Developerのインストール手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「2.2.2 Application Serverを新規インストールする(Windowsの場合)」を参照してください。
なお,インストール手順の製品名「Application Server」は,「Developer」と読み替えてください。
ここでは,インストール後のディレクトリ構成,環境変数の設定,およびDeveloperを再インストールするときの注意事項について説明します。
(1) インストール後のディレクトリ構成
Developerを<システムドライブ>:\Program Files\Hitachiの下にインストールすると「Cosminexus」というディレクトリが作成されます。「Cosminexus」ディレクトリ以下の構成を次の図に示します。
(2) 環境変数の設定
Developerでは,次に示す環境変数をシステムの環境変数に設定する必要があります。
- 環境変数TZ
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JST-9など
- 参考
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環境変数は,Windowsの[コントロールパネル]の中の[システム]−[システムの詳細設定]を選択し,[詳細設定]タブの中の[環境変数]ボタンをクリックすることで設定します。環境変数が正しく設定されていない場合はエラーが発生します。
環境変数の設定が終わったら,OSを再起動してください。
(3) Developerを再インストールするときの注意事項
ここでは,Developerを再インストールするときの注意事項と必要な作業について説明します。
インストールを実行する前に,構成ソフトウェアのすべてのプロセスが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は,構成ソフトウェアのすべてのプロセスを停止してから,インストールしてください。
開発環境インスタントセットアップ機能でデバッグ環境をセットアップしたあとでDeveloperを再インストールする場合は,開発環境インスタントセットアップ機能を使用して事前にデバッグ環境をアンセットアップしておいてください。また,Eclipseもアンセットアップしておいてください。事前にアンセットアップしなかった場合は,Developerの再インストール後に手動でManagement Server,J2EEサーバ,パフォーマンストレーサ,および組み込みデータベースを削除してください。