6.3.2 HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合
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DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rar
トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。
指定できるプロパティについては,表6-6を参照してください。
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DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rar
グローバルトランザクションを使用する場合に使用します。
指定できるプロパティについては,表6-7を参照してください。
表6‒6 DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ プロパティ名(config-property-name)
データ型(config-property-type)
プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterName
java.lang.String
連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
description
java.lang.String
データベースへの接続に必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDescriptionメソッドに渡されます。
DBHostName
java.lang.String
接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
environmentVariables
java.lang.String
HiRDBクライアント環境変数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEnvironmentVariablesメソッドに渡されます。
loginTimeout
java.lang.Integer
getConnectionメソッドでConnectionオブジェクトを取得する際の,HiRDBサーバとの物理接続確立の最大待ち時間(秒)を指定します。
デフォルト値は8です。
encodeLang
java.lang.String
データ変換時の文字セット名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEncodeLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRC
java.lang.Boolean
JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetJDBC_IF_TRACEメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
TRC_NO
java.lang.Integer
JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetTRC_NOメソッドに渡されます。
デフォルト値は500です。
uapName
java.lang.String
アプリケーション名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetUapNameメソッドに渡されます。
LONGVARBINARY_Access
java.lang.String
JDBC SQL タイプLONGVARBINARY(HiRDBデータ型である列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
デフォルト値はREALです。
SQLInNum
java.lang.Integer
実行するSQLの入力パラメタの最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLInNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLOutNum
java.lang.Integer
実行するSQLの検索項目の最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLOutNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLWarningLevel
java.lang.String
SQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningLevelメソッドに渡されます。
デフォルト値はSQLWARNです。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,IGNOREは指定しないでください。指定した場合,Reliable Messagingのキューから取り出すメッセージが破損するおそれがあります。
SQLWarningIgnore
java.lang.Boolean
データベースから返される警告をConnectionクラスで保持しないかどうかの情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorMode
java.lang.Boolean
HiRDBがコミットを行った場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
maxBinarySize※
java.lang.Integer
JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetMaxBinarySizeメソッドに渡されます。DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合,デフォルト値は0です。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,デフォルト値は64000です。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,0は指定しないでください。
LONGVARBINARY_AccessSize
java.lang.Integer
HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBIANRY型データの長さを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_AccessSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
PreparedStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSize
java.lang.Integer
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。
デフォルト値は10です。
CancelStatement
java.lang.Boolean
トランザクションタイムアウトやUAP強制停止時にステートメントキャンセルを実行するかどうかを設定します。
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trueを指定した場合
実行中のSQLをキャンセルします。
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falseを指定した場合
実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合に指定できます。
logLevel
java.lang.String
DB Connectorが出力するログトレースのレベルを指定します。
-
0またはERROR
-
10またはWARNING
-
20またはINFORMATION
デフォルト値は0またはERRORです。
-
HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。
プロパティ名(config-property-name) |
データ型(config-property-type) |
プロパティの値(config-property-value) |
---|---|---|
linkedResourceAdapterName |
java.lang.String |
連携するReliable Messagingリソースアダプタの表示名を指定します。 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。 |
description |
java.lang.String |
データベースへの接続に必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDescriptionメソッドに渡されます。 |
DBHostName |
java.lang.String |
接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDBHostNameメソッドに渡されます。 |
environmentVariables |
java.lang.String |
HiRDBクライアント環境変数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEnvironmentVariablesメソッドに渡されます。 |
XAOpenString |
java.lang.String |
XA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。 |
loginTimeout |
java.lang.Integer |
getConnectionメソッドでConnectionオブジェクトを取得する際の,HiRDBサーバとの物理接続確立の最大待ち時間(秒)を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。 デフォルト値は8です。 |
encodeLang |
java.lang.String |
データ変換時の文字セット名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEncodeLangメソッドに渡されます。 |
JDBC_IF_TRC |
java.lang.Boolean |
JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetJDBC_IF_TRACEメソッドに渡されます。 |
TRC_NO |
java.lang.Integer |
JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetTRC_NOメソッドに渡されます。 デフォルト値は500です。 |
uapName |
java.lang.String |
アプリケーション名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetUapNameメソッドに渡されます。 |
LONGVARBINARY_Access |
java.lang.String |
JDBC SQL タイプLONGVARBINARY(HiRDBデータ型である列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。 デフォルト値はREALです。 |
SQLInNum |
java.lang.Integer |
実行するSQLの入力パラメタの最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLInNumメソッドに渡されます。 デフォルト値は300です。 |
SQLOutNum |
java.lang.Integer |
実行するSQLの検索項目の最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLOutNumメソッドに渡されます。 デフォルト値は300です。 |
SQLWarningLevel |
java.lang.String |
SQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningLevelメソッドに渡されます。 デフォルト値はSQLWARNです。 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,IGNOREは指定しないでください。指定した場合,Reliable Messagingのキューから取り出すメッセージが破損するおそれがあります。 |
SQLWarningIgnore |
java.lang.Boolean |
データベースから返される警告をConnectionクラスで保持しないかどうかの情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。 デフォルト値はfalseです。 |
HiRDBCursorMode |
java.lang.Boolean |
HiRDBがコミットを行った場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。 デフォルト値はfalseです。 |
maxBinarySize※ |
java.lang.Integer |
JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetMaxBinarySizeメソッドに渡されます。DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合,デフォルト値は0です。 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,デフォルト値は64000です。 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,0は指定しないでください。 |
LONGVARBINARY_AccessSize |
java.lang.Integer |
HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBIANRY型データの長さを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_AccessSizeメソッドに渡されます。 デフォルト値は0です。 |
XACloseString |
java.lang.String |
XAクローズ文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXACloseStringメソッドに渡されます。 |
XALocalCommitMode |
java.lang.Boolean |
トランザクションがグローバルトランザクションでない場合にオートコミット機能を有効にするかを設定します。設定された値はHiRDB Type4 JDBC DriverのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。 デフォルト値はtrueです。 このプロパティはデフォルト値から変更しないでください。 |
PreparedStatementPoolSize |
java.lang.Integer |
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。 デフォルト値は10です。 |
CallableStatementPoolSize |
java.lang.Integer |
コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0〜4095です。 デフォルト値は10です。 |
CancelStatement |
java.lang.Boolean |
トランザクションタイムアウトやUAP強制停止時にステートメントキャンセルを実行するかどうかを設定します。
デフォルト値はtrueです。 DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合に指定できます。 |
logLevel |
java.lang.String |
DB Connectorが出力するログトレースのレベルを指定します。
デフォルト値は0またはERRORです。 |
HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。