6.2.9 RMSweepTimerInterval = メッセージ削除処理の実行間隔
〜<数字:java.lang.Integer>((60〜86400))《600》(単位:秒)
メッセージの削除処理を実行する間隔を指定します。
キューに登録されたメッセージをアプリケーションが読み出したときや,キュー上のメッセージが有効期間に達したとき,その時点ではメッセージは削除されません。RMSweepTimerIntervalプロパティ指定値の間隔で実行されるメッセージ削除処理によって削除されます。
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永続版リソースアダプタの場合
指定値が大き過ぎるとメモリ使用量やDBのエリア使用量が増加し,小さ過ぎるとDBアクセスが増加するので注意してください。また,転送キューを利用する場合,転送に成功したメッセージはメッセージ削除処理によって削除されるまでキューに格納されたままなので,指定値を大きくし過ぎないように注意してください。
RMSweepTimerIntervalの値を大きくすると,削除対象となるメッセージ数が増える可能性があります。削除対象メッセージ数が増えると,遅延削除のDB更新処理にかかる時間が増加するため,HiRDBを使用する場合,HiRDBのクライアント環境変数PDCWAITTIMEの値をチューニングしなおす必要があります。
PDCWAITTIMEのチューニング方法については,「3.4.1(2)(b) HiRDBの環境変数グループの登録」を参照してください。
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非永続版リソースアダプタの場合
指定値が大き過ぎるとメモリ使用量が増加し,小さ過ぎるとDBアクセス頻度に関係なくCPUに負荷の掛かる頻度が高くなります。
このプロパティは省略できます。