4.11 有効期限設定機能
Webサーバ上のコンテンツに有効期間を設定すると,その期間中,キャッシュ機能をサポートしているクライアントやプロキシサーバは,Webサーバにアクセスしないで,自身のキャッシュにアクセスするようになるため,効率的です。
HTTP Serverにmod_expiresモジュールを組み込むことで,有効期限設定機能を使用できます。有効期限設定機能を使用すると,次に示すことができます。
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有効期限設定機能を使用すると,レスポンスにExpiresヘッダおよびCache-Controlヘッダが追加されます。
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Expiresヘッダでは有効期限がグリニッジ標準時(GMT)で設定され,Cache-Controlヘッダではmax-age指示子に,有効期限までの時間が秒単位で設定されます。
設定されたExpiresヘッダおよびCache-Controlヘッダの扱いは,クライアントやプロキシサーバに依存します。