8.2.8 mserverenv.cfg(Management Server用環境変数定義ファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
- 指定方法
-
-
キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
-
改行までが値になります。改行文字はOSに従います。
-
1行の最大サイズは65536バイトとします。
-
#で始まる行はコメントとみなされます。
-
値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。
-
(2) ファイルの格納先
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/
(3) 機能
Management Serverを操作(起動,停止およびセットアップ)するときの環境変数を指定します。
(4) 指定できるキー
指定できるキーとデフォルト値を次に示します。
キー名称 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|
環境変数を次の形式で設定します。 <環境変数名>=<環境変数値> 複数のキーを指定できます。 環境変数値には特殊変数※も指定できます。
|
なし |
特殊変数 |
内容 |
---|---|
${cosminexus.home} |
Application Serverのインストールディレクトリ |
%{XXX} |
環境変数XXXの値 |
(5) 注意事項
-
次の環境変数は,Management Serverを起動したときにJ2EEサーバが上書きするため,設定した値は有効となりません。
-
PATH
-
共有ライブラリ検索パス(UNIXの場合だけ)
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CLASSPATH
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HVI_TRACEPATH
-
HVI_COMTFILECOUNT
-
HVI_COMTENTRYCOUNT
-
TPJDIR
-
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LANGの値をデフォルト(LANG=ja_JP.utf8)から変更した場合,動作は保障されません。変更した場合,ログの出力で文字化けなどの問題が発生するおそれがあります。