cjmsicmd create dst(物理的送信先の作成)
形式
cjmsicmd create dst -t <送信先タイプ> -n <送信先名称> [[-o <プロパティ>=<値>]...] [-b <ホスト名称>:<ポート番号>]
機能
物理的送信先を作成します。
引数
- -t <送信先タイプ>
-
送信先タイプを指定します。指定できる送信先タイプは次のとおりです。
-
q:キュー
-
t:トピック
-
- -n <送信先名称>
-
送信先名を指定します。
送信先の命名規則は次のとおりです。
-
英数字で指定してください。
-
最初の文字は,英字,アンダースコア(_),ドル記号($)を指定してください。
-
最初の文字に「mq.」および数字は指定できません。
-
「__JMQAdmin」は,CJMSプロバイダによって自動生成される物理的送信先の名称であるため指定できません。
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空白は指定できません。
-
「<OSで定められている指定可能なディレクトリ名の長さの上限値>-1」以内の長さの名称を指定してください。「<OSで定められている指定可能なディレクトリ名の長さの上限値>-1」を超える長さの名称を指定した場合,コマンドの実行には成功しますが,メッセージの送信時に例外が発生します。
-
- -o <プロパティ>=<値>
-
プロパティ名を指定します。
-oオプションで使用できるプロパティを次に示します。
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consumerFlowLimit
-
maxNumMsgs
-
maxTotalMsgBytes
-
maxNumProducers
無効な値を設定した場合は,エラーメッセージが表示されます。
プロパティの詳細については,「5.7 物理的送信先の設定プロパティ」を参照してください。
-
- -b <ホスト名称>:<ポート番号>
-
ホスト名とポート番号を「:」で区切って指定します。
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
注意事項
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一つのCJMSPブローカーインスタンスに対して,送信先タイプが異なれば,同じ名称の物理的送信先を作成できます。送信先タイプが同じ場合は,同じ名称の物理的送信先は作成できません。
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異なるCJMSPブローカーインスタンスであれば,同じ名称の物理的送信先を作成できます。
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CJMSPブローカー個別プロパティファイルでimq.autocreate.queue(topic).consumerFlowLimitを設定し,-oオプションにはconsumerFlowLimitを指定しないでこのコマンドを実行した場合,作成された物理的送信先には,imq.autocreate.queue(topic).consumerFlowLimitで指定した数のメッセージを配信できます。imq.autocreate.queue(topic).consumerFlowLimitを設定しない場合,配信できるメッセージ数はキューが100,トピックが1000(consumerFlowLimitのデフォルト値)となります。