12.4.6 リソースアダプタの削除
[リソースアダプタの削除]画面を次の図に示します。
(1) 機能概要
論理J2EEサーバにインポートされているリソースアダプタを削除します。
指定されたリソースアダプタがない場合,削除操作の実行結果は「失敗」と表示されます。
稼働しているリソースアダプタを削除する場合は,リソースアダプタを停止したあと,J2EEサーバを再起動してからリソースアダプタを削除してください。次の場合は,削除に失敗します。
-
稼働しているリソースアダプタを削除しようとした場合
-
稼働していたリソースアダプタを停止してから,J2EEサーバを停止させないでリソースアダプタを削除しようとした場合
また,08-70より前のバージョンまたはV7互換モードでインポートしたリソースアダプタを削除すると,そのリソースアダプタのデプロイ元のリソースが残ります。この場合,デプロイ元のリソースをサーバ管理コマンド(cjdeleteresコマンド)で削除してください。
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに対して削除が成功した場合に,ステータスが「成功」となります。一つでも失敗すると「失敗」となります。
(2) 表示手順
画面の表示手順を次に示します。
-
運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
-
ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
-
[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
-
[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。または,[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[メンバ]−[<J2EEサーバ名>]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックします。
-
[削除]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
-
削除するリソースアダプタの[削除]アンカーをクリックします。
リソースアダプタの削除確認画面に,リソースアダプタの詳細が表示されます。
図12‒23 削除確認画面(リソースアダプタの削除) -
内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。結果確認画面の[実行結果]に「実行中」または「実行待ち」と表示されます。処理が終了すると,[実行結果]が「成功」または「失敗」に更新されます。
なお,エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。
-
次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
-
[最新の情報に更新]アンカーをクリックする
-
[更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[削除]タブをクリックして再度実行します。
-
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
(a) [リソースアダプタの削除]画面
- 操作
-
- [削除]アンカー
-
論理J2EEサーバから削除するリソースアダプタを選択するための削除確認画面が表示されます。
- リソース名
-
論理J2EEサーバにインポートされたリソースアダプタ名が表示されます。親ノードがJ2EEサーバクラスタの場合,メンバとなる稼働中のJ2EEサーバすべてにインポートされたリソースアダプタ名が表示されます。
- ステータス
-
-
不明
J2EEサーバクラスタ内の一部のJ2EEサーバが稼働状態でない場合に表示されます。ただし,J2EEサーバクラスタ内のすべてのJ2EEサーバが稼働状態でない場合,ステータスは表示されません。
-
稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
-
停止
上記以外の場合に表示されます。
-
(b) 削除確認画面
- リソース名
-
削除するリソースアダプタ名が表示されます。
- [はい]ボタン
-
リソースアダプタを論理J2EEサーバから削除します。結果確認画面が表示されます。
- [いいえ]ボタン
-
[リソースアダプタの削除]画面に戻ります。
(c) 結果確認画面
- 論理J2EEサーバ名
-
論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
-
J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- 実行結果
-
操作の実行結果として,「成功」,「失敗」,「実行中」,「実行待ち」のどれかが表示されます。
- [戻る]アンカー
-
[リソースアダプタの削除]画面に戻ります。