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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


9.10.1 Webサーバの追加

[Webサーバの追加]画面を次の図に示します。

図9‒30 [Webサーバの追加]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

Webサーバを追加します。

選択したホストに,すでにWebサーバがある場合は,追加処理が中止され,エラーとなります。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[運用管理ドメインの構成定義]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理Webサーバ]−[Webサーバ]をクリックします。

  3. [サーバの追加]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. [ホスト名],[論理サーバ名]などを指定します。

  2. [追加]ボタンをクリックします。

    エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

ホスト名

Webサーバを追加するホストを選択します。

論理サーバ名(必須)

作成する論理サーバ名を124文字以内で指定します。何も指定しない場合,論理サーバ名に使用できない文字を指定した場合,またはすでに使用されている論理サーバ名を指定した場合はエラーとなります。

表示名

作成後のサーバの表示名を指定します。何も指定しない場合は,論理サーバ名を仮定します。

説明

作成するサーバの説明を指定します。指定は任意です。

J2EEサーバ連携フィールド

J2EEサーバとの連携方法を選択します。デフォルトは,「リバースプロキシ」です。

リバースプロキシ

リバースプロキシを使用します。V9互換モードのJ2EEサーバとは連携できません。

リダイレクタ

リダイレクタを使用します。V9互換モードのJ2EEサーバと連携する場合に使用します。

「リバースプロキシ」を選択しても,J2EEサーバと連携しないWebサーバをリバースプロキシとして設定することはできません。その場合は追加ディレクティブなどを使用して手動で設定する必要があります。

Webサーバが稼働するホストのOSがUNIXの場合,リバースプロキシ指定時worker MPMモジュールが組み込まれ,リダイレクタ指定時prefork MPMモジュールが組み込まれます。worker MPM,prefork MPMの詳細は,マニュアル「HTTP Server」を参照してください。

Webサーバの追加後に変更したい場合,Webサーバの削除後に再度追加してください。Webサーバが稼働するホストのOSがUNIXのときは,追加前に「hwsserveredit -delete」コマンドでWebサーバの環境を削除してください。

[追加]ボタン

指定した内容で追加します。

[リセット]ボタン

指定した内容をリセットします。