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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


3.4.1 ログの出力先の変更

サーバ管理コマンドのログの出力先を変更する場合は,サーバ管理コマンド用のusrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)でログの出力先ディレクトリを指定します。

ログの出力先の変更

デフォルトのログ出力先を次に示します。

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\logs

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/CC/admin/logs/

サーバ管理コマンドのログの出力先は,usrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)のUSRCONF_JVM_ARGSキーの-Dejbserver.log.directoryオプションで変更できます。

設定例
  • Windowsの場合

    set USRCONF_JVM_ARGS="-Dejbserver.log.directory=C:\CClogs\admin"

  • UNIXの場合

    set USRCONF_JVM_ARGS="-Dejbserver.log.directory=/CClogs/admin"

カレントディレクトリ

ログ出力先を相対パスで指定する場合のカレントディレクトリは,サーバ管理コマンドを実行したときのカレントディレクトリです。

例えば,ユーザIDが「user1」でユーザのホームディレクトリが「C:\Documents and Settings\user1」の場合に,このユーザIDでログインすると,ログイン直後のカレントディレクトリは「C:\Documents and Settings\user1」になります。ここで,サーバ管理コマンドを実行すると,カレントディレクトリは「C:\Documents and Settings\user1」になります。

注意事項
  • JavaVMの保守情報およびGCのログの出力先は,ユーザ定義ファイルで設定しても,usrconf.cfgのadd.jvm.arg=-XX:HitachiJavaLog:<ログ出力先>に設定されている値が優先されます。JavaVMの保守情報およびGCのログの出力先を設定する場合は,注意してください。

  • Management Serverリモート管理機能から操作した場合,サーバ管理コマンドのログ出力先は変更できません。