3.4.1 ログの出力先の変更
サーバ管理コマンドのログの出力先を変更する場合は,サーバ管理コマンド用のusrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)でログの出力先ディレクトリを指定します。
- ログの出力先の変更
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デフォルトのログ出力先を次に示します。
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Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\logs
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UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/logs/
サーバ管理コマンドのログの出力先は,usrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)のUSRCONF_JVM_ARGSキーの-Dejbserver.log.directoryオプションで変更できます。
- 設定例
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Windowsの場合
set USRCONF_JVM_ARGS="-Dejbserver.log.directory=C:\CClogs\admin"
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UNIXの場合
set USRCONF_JVM_ARGS="-Dejbserver.log.directory=/CClogs/admin"
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- カレントディレクトリ
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ログ出力先を相対パスで指定する場合のカレントディレクトリは,サーバ管理コマンドを実行したときのカレントディレクトリです。
例えば,ユーザIDが「user1」でユーザのホームディレクトリが「C:\Documents and Settings\user1」の場合に,このユーザIDでログインすると,ログイン直後のカレントディレクトリは「C:\Documents and Settings\user1」になります。ここで,サーバ管理コマンドを実行すると,カレントディレクトリは「C:\Documents and Settings\user1」になります。
- 注意事項
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JavaVMの保守情報およびGCのログの出力先は,ユーザ定義ファイルで設定しても,usrconf.cfgのadd.jvm.arg=-XX:HitachiJavaLog:<ログ出力先>に設定されている値が優先されます。JavaVMの保守情報およびGCのログの出力先を設定する場合は,注意してください。
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Management Serverリモート管理機能から操作した場合,サーバ管理コマンドのログ出力先は変更できません。
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