21.4 WorkManagerを使用した非同期スレッド処理
この節では,WorkManagerを使用した非同期スレッド処理について説明します。
この節の構成を次に示します。
分類 |
タイトル |
参照先 |
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解説 |
デーモンWorkと非デーモンWork |
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非デーモンWorkで使用するスレッドプールとキューについて |
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WorkManager,デーモンWorkおよび非デーモンWorkのライフサイクル |
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実装 |
WorkManagerを使用したアプリケーションの開発 |
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設定 |
実行環境での設定 |
WorkManagerを使用した非同期スレッド処理では,Java EE環境で,スレッドの非同期処理を実行できます。バックグラウンドでは,コンテナで管理されたスレッドを使用するため,安全にタスクを実行できます。
非同期で実行する処理は,Workで実装します。スケジュール元となるEJBやサーブレットでWorkManagerのscheduleメソッドを実行することで,Workに実装した処理がスケジューリングされます。また,WorkManagerのscheduleメソッドから返されたWorkItemを使用することで,スケジュールの状態を確認できます。
WorkManagerを使用するには,EJB属性やサーブレット属性の<resource-ref>タグに,WorkManagerに関する情報を定義します。EJBやサーブレットは,デプロイ時に<res-ref-name>タグに定義した名前でルックアップしてWorkManagerを使用します。