setBlockUpdateメソッド
説明
接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。
このメソッドが呼び出されない場合は,falseを設定します。ただし,データベース接続時にDriverManagerクラスのgetConnectionメソッドの引数にBLOCK_UPDATE=trueを指定した場合,このメソッドが呼び出されないときに設定される値は,trueになります。
形式
public void setBlockUpdate(boolean Mode);
パラメタ
- Mode:
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複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを次の値で設定します。
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true
複数のパラメタセットを一度に処理します。
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false
複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
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例外
なし
戻り値
なし
注意事項
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この指定は,接続データベースがHiRDBの場合だけ有効です。HiRDB以外のデータベースの場合は,指定の有無にかかわらず,複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
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実際にパラメタセットが一度に処理されるかどうかは,DABroker LibraryおよびHiRDBの仕様に従います。
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この機能は,HiRDBの配列を使用した更新機能を使用します。このため,HiRDBの配列を使用した更新機能の使用条件に満たない場合はエラーとなります。なお,配列を使用した更新機能の詳細については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」の配列を使用した機能,およびマニュアル「HiRDB SQLリファレンス」のEXECUTE文(SQLの実行形式2),INSERT文(行挿入)形式3,DELETE文(行削除)形式2,UPDATE文(行更新)形式3,形式4を参照してください。
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この機能は,HiRDBに対するINSERT,UPDATE,DELETE処理以外には使用できません。
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複数のパラメタセット各列のデータ型はすべて同じにしてください。複数のパラメタセット各列のデータ型が異なる場合,更新処理実行時にエラーになります。
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DECIMAL型データを挿入する場合,配列に指定するDECIMALデータの精度および位置取りはすべて同じにしてください。精度および位置取りが異なる場合はエラーになります。
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複数のパラメタセットを一度に処理する場合,バッチ更新の途中でエラーが発生すると,エラーが発生する直前までの更新処理はすべて無効になります。