14.4.1 タイムアウトが発生したリクエストの特定
ここでは,リダイレクタでのレスポンス受信時にタイムアウトが発生した場合に,性能解析トレースを利用してタイムアウトが発生したリクエストを特定する方法について説明します。
リダイレクタでのレスポンス受信時にタイムアウトが発生した場合,メッセージKDJE41019-Eが出力されます。このメッセージには,次の情報が出力されます。
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リクエストのURI
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Webサーバとの通信に使用するWebコンテナが動作するホストのIPアドレス
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Webサーバとの通信に使用するWebコンテナのポート番号
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Webサーバとの通信に使用するWebコンテナのファイルディスクリプタ
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性能解析トレースのルートアプリケーション情報
メッセージに出力された性能解析トレースのルートアプリケーション情報を,性能解析トレースファイルに出力されたルートアプリケーション情報と突き合わせて確認することで,性能解析トレース中のどこでリクエストのタイムアウトが発生したかを確認できます。
タイムアウトが発生したリクエストは,該当するルートアプリケーション情報を出力しているリクエスト処理内の,次の表に示すイベントIDのトレース情報で確認できます。オペレーション名に出力されているURIで,該当するリクエストを特定してください。
イベントID |
説明 |
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0x8000 |
リクエスト処理要求の取得後に出力された情報です。 オペレーション名として,リクエストのURIが出力されます。 |
0x8100 |
リダイレクタ処理の完了後に出力された情報です。 オペレーション名として,リクエストのURIが出力されます。 |