13.2.3 uriworkermap.properties(Microsoft IIS用マッピング定義ファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
次のようにキーを指定します。
<キー名称> = <値>
- 指定方法
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改行までが値になります。
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#で始まる行はコメントとみなされます。
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値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。キー名称として定義されていないパラメタを定義しても無視されます。
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「キー名称=値」として1023文字までが有効となります。超えた部分は切り捨てられます。
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(2) ファイルの格納先
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\web\redirector\uriworkermap.properties
(3) 機能
uriworkermap.propertiesは,Microsoft IISへのリクエストでどのURLパターンがWebコンテナに転送されるかを定義します。
(4) 指定できるキー
workers.propertiesのworker.listで指定されているワーカのどれかを記述します。URLパターンとワーカ名の組み合わせを複数記述できます。このファイルに不正な値を設定した場合,動作は保証されません。また,先頭がスラッシュ(/)から始まらないURLパターンを指定した場合,リダイレクタ起動時にエラーメッセージがログに出力され,指定した内容は無視されます。
拡張子の長さが0文字の拡張子指定のURLパターンを指定した場合(URLパターンの末尾が「/*.」の場合),メッセージKDJE41041-Wがログに出力され,指定した内容は無視されます。
<URLパターン> = <ワーカ名>
(5) 記述例
/examples/*=worker1
(6) 注意事項
リダイレクタのユーザ定義を変更した場合,Webサーバを再起動する必要があります。変更した定義は,Webサーバを再起動したあとに反映されます。