12.3.9 embeddable以下の要素
次に示す要素と属性は,要素や属性の対象である埋め込み可能クラスだけに適用されます。
- 〈この項の構成〉
(1) <embeddable>
embeddable要素は,永続化ユニットの埋め込み可能クラスを定義します。
機能および属性の詳細については,「8.22 javax.persistenceパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
属性名 |
型 |
任意/必須 |
説明 |
---|---|---|---|
class |
xsd:string |
必須 |
埋め込み可能クラスのクラス名。 |
access |
orm:access-type |
任意 |
access属性は,埋め込み可能クラスのアクセスタイプを定義します。access属性は,埋め込み可能クラスに与えたpersistence-unit-defaults要素(デフォルトとして指定した要素)やentity-mappings要素(永続化ユニット全体に有効な要素)で指定したアクセスタイプを上書きします。※1 |
metadata-complete※2 |
xsd:boolean |
任意 |
metadata-complete属性がembeddable要素自身に指定されたら,埋め込み可能クラスや,埋め込み可能クラスのフィールドやプロパティに指定されたアノテーションは無視されます。 metadata-completeがembeddable要素に指定され,XML要素が省略されると,デフォルト値が有効になります。 |
(2) <basic>
basic要素は,フィールドやプロパティで指定したマッピングを上書きします。
機能および属性の詳細については,「8.22 javax.persistenceパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
属性名 |
型 |
任意/必須 |
説明 |
---|---|---|---|
name |
xsd:string |
必須 |
型をマッピングするメソッドまたはフィールド。 |
fetch |
orm:fetch-type |
任意 |
「8.22.5 @Basic」のfetch属性を参照してください。 |
optional |
xsd:boolean |
任意 |
「8.22.5 @Basic」のoptional属性を参照してください。 |
(3) <transient>
transient要素は,フィールドやプロパティで指定したマッピングを上書きします。
機能および属性の詳細については,「8.22 javax.persistenceパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
属性名 |
型 |
任意/必須 |
説明 |
---|---|---|---|
name |
xsd:string |
必須 |
永続的でないプロパティまたはフィールド。 |