2.5.5 OutOfMemoryError発生時に運用管理エージェントが強制終了した場合
運用管理エージェント稼働中にjava.lang.OutOfMemoryErrorが発生した場合,ログを出力して,運用管理エージェントは強制終了されます。ログは次の場所に出力されます。
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Windowsの場合
<Managerのログ出力ディレクトリ>\adminagent.javalog[nn].log
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UNIXの場合
<Managerのログ出力ディレクトリ>/adminagent.javalog[nn].log
注 [nn]は0〜99の番号を示します。
なお,運用管理エージェントの終了処理ですべての論理サーバを停止する設定をしている場合に,運用管理エージェントが強制終了しても論理サーバは停止しません。運用管理エージェントの終了処理で論理サーバを停止する設定は,adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)のadminagent.finalization.stop_serversキーに「true」を設定します。
また,アプリケーションサーバで提供しているJDK以外を使用している場合は,OutOfMemoryErrorの発生による運用管理エージェントの強制終了はしません。
OutOfMemoryErrorの発生によって運用管理エージェントが強制終了した場合は次の作業を実施してください。
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adminagentuser.cfgの次のオプションの設定値を見直します。
次のオプションの設定値を見直してください。
add.jvm.arg=-Xmx
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運用管理エージェントを再起動します。