17.5.3 設定ファイルの編集
設定ファイルを編集します。ここでは,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に注意が必要な設定ファイルについて説明します。なお,現用系と予備系で必要となる設定が異なります。
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Management Serverの設定
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Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)の設定
現用系では,1.と2.を設定してください。
予備系では,2.だけ設定してください。1.については,現用系からManagement Serverの設定情報をコピーすることで設定できるため,ここでは設定不要です。
(1) Management Serverの設定
Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,mserver.propertiesについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.6 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。
(2) Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)の設定
ローカルシステムアカウントのホームディレクトリに,Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)のクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)を用意し,Management Serverの管理ユーザのユーザIDとパスワードを設定してください。また,クライアント側定義ファイルには適切なアクセス権限を設定してください。
このファイルは,Management Serverを監視,起動,および停止するスクリプトで,mngsvrutilコマンドを実行する際に使用します。
なお,mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.14 .mngsvrutilrc(mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル)」を参照してください。