11.2 コンソールログの出力対象
この節では,コンソールログの出力対象について説明します。
Management Serverを利用して運用する場合,運用管理エージェントが起動したプロセスの標準出力や標準エラー出力などを,コンソール出力情報として取得できます。コンソール出力情報の取得を次の図に示します。
運用管理エージェントが各プロセスから取得したコンソール出力情報は,ログファイル(コンソールログ)に出力されます。
また,Management Serverを利用するEclipseプラグインを使用している場合,コンソール出力情報は,Management Serverを経由してEclipseのコンソールにも表示されます。コンソール出力情報は,イベントとしてManagement Serverに通知されます。イベントはイベントキューに滞留され,順次イベントキューからイベントが取り出されてManagement Serverに通知されます。Management Serverが起動していないなどの理由でイベントを通知できない場合には,通知できるまでイベントが再送されます。イベントキュー内に滞留しているイベントがキューのサイズを超えた場合には,古いイベントから破棄されます。