9.5.2 サーブレットとJSPのセキュリティアイデンティティ
サーブレットとJSPのセキュリティアイデンティティを定義します。
サーブレットがEJB呼び出し時に使用する実行時アイデンティティ情報を設定します。
(1) 編集する属性ファイル
サーブレット属性ファイル
(2) 編集する属性ファイルの取得と属性の設定
-
属性ファイルの取得
次に示すコマンドを実行してサーブレット属性ファイルを取得します。
- 実行形式
cjgetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type war -resname <WAR表示名>/<サーブレットおよびJSPの表示名> -c <サーブレット属性ファイルパス>
- 実行例
cjgetappprop MyServer -name adder -type war -resname adder/adder_sv -c C:\home\adder_war.xml
-
属性の設定
次に示すコマンドを実行して,サーブレット属性ファイルの値を反映します。
- 実行形式
cjsetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type war -resname <WAR表示名>/<サーブレットおよびJSPの表示名> -c <サーブレット属性ファイルパス>
- 実行例
cjsetappprop MyServer -name adder -type war -resname adder/adder_sv -c C:\home\adder_war.xml
(3) 編集する属性設定項目
Webアプリケーション(サーブレットおよびJSP)のセキュリティの定義(セキュリティアイデンティティ)の設定項目を次に示します。
項目 |
必須 |
対応するタグ名 |
---|---|---|
ロールのアイデンティティの説明 |
△ |
<run-as> - <description> |
セキュリティロールの名称 |
○ |
<run-as> - <role-name> |
セキュリティロールに設定された名称 |
○ |
<run-as> - <user-name> |
プロパティの設定項目については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「3.9.1 サーブレット属性ファイルの指定内容」を参照してください。