2.13.1 JP1/AJSと連携するための設定
ここでは,JP1/AJSと連携する場合の,JP1/AJSのジョブの定義について説明します。
なお,JP1/AJSからバッチアプリケーションを実行する際には,あらかじめバッチサーバを起動しておいてください。
- 〈この項の構成〉
(1) バッチアプリケーションの開始
JP1/AJSと連携する場合,cjexecjobコマンドをJP1/AJSのUNIXジョブまたはPCジョブとして定義しておきます。JP1/AJSジョブの属性を定義する画面の「スクリプトファイル名」「パラメーター」および「実行時のユーザー」の項目には,次に示す内容を設定してください。
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スクリプトファイル名
cjexecjobコマンドを指定します。cjexecjobコマンドのパスについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjexecjob(バッチアプリケーションの実行)」を参照してください。
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パラメーター
実行するバッチアプリケーションのクラス名と引数を指定します。
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実行時のユーザー
バッチサーバを実行するユーザを指定します。
なお,JP1/AJSでの設定の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 操作ガイド」を参照してください。
(2) バッチアプリケーションの強制停止
JP1/AJSと連携する場合,ジョブネットまたはジョブの強制終了をする際に,cjkilljobコマンドをJP1/AJSのリカバリージョブとして定義しておきます。ただし,ルートジョブネットを強制停止する場合は,リカバリージョブは実行されません。このため,バッチアプリケーションがバッチサーバ上で実行されたままになります。その場合は,cjkilljobコマンドを直接実行して,バッチアプリケーションを強制停止してください。
JP1/AJSでの設定の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 操作ガイド」を参照してください。